2015年10月28日

「紅一線」不思議な湖〜小川原湖

重い雲が立ち込めた夜明けだった。

前夜の天気予報のとおり、今にも雨が降ってきそうな厚い雲で覆われた空だったが、太陽が昇るころわずかに切れた地平線の隙間から、生まれたばかりの太陽が真っ赤な色で風景を創っていった。モノクロの世界に横一線の朝日の赤色が美しかった。

行儀よく一列に並んだ船がこの小川原湖の独特の風景を盛り上げる。考えてみればこのへんの気候はこのようにどんよりした天気になることが多いと思った。

幾度となくこの地に通いながらカメラを向けていて、気が付いたことがある。
それは「大きな波が立たない湖」ということだ。

小川原湖は青森県で一番大きな湖だが、海のような大きな波は見たことがない。
十和田湖は大きな波がたち、冬になるとその波しぶきで木々が凍る「しぶき氷」が有名だが、この小川原湖でそれを見ることは無い。

それだけ穏やかな湖だということだろう。

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posted by Yasuji Nakano at 09:24| Comment(0) | 湖畔の夜明け

2015年10月27日

一隻の船

一隻の船に目が止まった。

撮影する景色を探しながら歩いていたら、夕方になってしまっていた。
傾きかけた太陽が八甲田の頂上に差し掛かったころ、湖が七色に染められそこに泊められていた船がひときわイキイキと目に映った。

茶褐色の水に光が差し込み、浮かび上がったようなこの光景は船に生命を与え、ゆらゆらと波が穏やかな紋様を描き、船もゆっくりと揺れる。日常の漁を終え、その疲れを癒すかのように静かに。

朝夕の景色は本当にドラマティックにしてくれる。が、それもまた走り去る時間とともに夜の闇へと消えていく。じっくり探さないと見逃してしまいそうな、その瞬間風景に昼間見ることが出来ないいろいろなドラマを想い描いているようだ。

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posted by Yasuji Nakano at 08:22| Comment(0) | 湖畔の夜明け

2015年10月26日

白色のボールペン

写真作品として完成すると最後にサインすることにしている。
通常は黒色のペンで書くが、黒系の部分に黒色でサインするとつぶれてしまって見えなくなってしまう。
そんなときは白色のボールペンで書きたくてずっと探してきた。そしてそれらしき物を何本かテスト的に使ってみたが、どうもイメージしていたのとは違っていて使えなかった。
が、きのう、ようやく見つけた。
「uni-ball Signo」
書いた後にこすっても落ちないし、太さもちょうど良くとても気に入った。
白色のボールペンってあるんですね!

ところで写真へのサインのしかたもいくつかそのやり方もあるようだ。
写真の余白を広くとってそこに書く人もいれば、写真そのものに書くという方も。
いろいろやってみたが、後者の方が自分的には合っているようで、今ではそのやり方をしている。
 
IMG_1670.jpg

 
posted by Yasuji Nakano at 09:00| Comment(0) | 日記


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