ねぶた師の竹浪比呂央氏を撮影させてもらえるチャンスと巡り合った。
青森ねぶたは毎年20台を越える台数が登場し、青森の短い夏の夜に集まった観客を魅了してやまない。テレビで見るものとはまったく別物という威厳と迫力に圧倒される。
竹浪氏は数々の賞を受賞し、青森ねぶたの第一人者であることは間違い。そしてねぶたを単なる祭りだけでなく、さらに発展させ新しい美術、芸術の世界へとそのエネルギーを傾注している。
先月彼の作業場にお邪魔して作業風景を撮影させてもらいながら、時折いろいろと話しをさせてもらった。
この時に撮影した写真は残念ながらまだ公開することは出来ないが、台木に針金で形を組み、それに白い紙を貼り、そして最後に色をつけていく。
「設計図はあるのですか」
と尋ねると、一枚の下絵を見せながら
「これ一枚だけです」と。
一枚の下絵をもとにそれを頭の中で3Dの立体に起こし、ねぶたを創り上げていくという。とても私には想像すら出来ないが彼らの頭の中にはきっと壮大なドラマの世界が広がっているのかもしれない。
あと一月ちょっとで青森ねぶたが始まる。
今年はどんな感動を見せてくれるのだろうか。
今から楽しみだ。
△2011年竹浪比呂央氏作:「斗魁文昌星」(とかいぶんしょうせい:2011年マルハニチロ佞武多会)
2016年06月28日
輝きの素顔たち 〜 ねぶた師 竹浪比呂央氏
posted by Yasuji Nakano at 16:30| Comment(0)
| 輝きの素顔たち
2015年10月29日
「輝きの素顔たち」
小川原湖をテーマとしてずっと撮影しているが、ライフワークとして撮影しているのが、もう一つある。
青森県在住の工芸家。
青森県内で全国的、世界的に活躍する工芸家たちがいるが、彼らの作品創りに真摯に向き合う人物像を素顔のままに撮影させてもらっている。陶芸家、漆芸家、ガラス工芸家、刃物鍛冶、ねぶた師など、全国的にもトップレベルの方たち。
撮影に当たって、こちらからリクエストをすることなく、あくまでもありのままの素顔にこだわっている。
その中から津軽在住の陶芸家・今井理桂氏を「DigiBook(デジブック)」写真ムービー形式で作った。
※BGMが流れますので、ボリュームに注意してご覧だくさい。
--------------------------------------------
津軽在住の陶芸家・今井理桂(りけい)氏。
釉薬(ゆうやく=うわぐすり)を一切使わない自然釉という技法で「千年の時を経ても、なお輝きを失わない、生命力あふれる焼き物」創りに挑戦し続けています。
1年を超える時間をかけて、「非演出の絶対スナップ」で本人の素顔を最大限に引き出せるように臨みました。
青森県在住の工芸家。
青森県内で全国的、世界的に活躍する工芸家たちがいるが、彼らの作品創りに真摯に向き合う人物像を素顔のままに撮影させてもらっている。陶芸家、漆芸家、ガラス工芸家、刃物鍛冶、ねぶた師など、全国的にもトップレベルの方たち。
撮影に当たって、こちらからリクエストをすることなく、あくまでもありのままの素顔にこだわっている。
その中から津軽在住の陶芸家・今井理桂氏を「DigiBook(デジブック)」写真ムービー形式で作った。
※BGMが流れますので、ボリュームに注意してご覧だくさい。
--------------------------------------------
津軽在住の陶芸家・今井理桂(りけい)氏。
釉薬(ゆうやく=うわぐすり)を一切使わない自然釉という技法で「千年の時を経ても、なお輝きを失わない、生命力あふれる焼き物」創りに挑戦し続けています。
1年を超える時間をかけて、「非演出の絶対スナップ」で本人の素顔を最大限に引き出せるように臨みました。
posted by Yasuji Nakano at 08:12| Comment(0)
| 輝きの素顔たち
■写真の無断使用はご遠慮ください。

にほんブログ村